お知らせ
【元住吉】Survive project④
いよいよ本番当日。
今回の会場は川崎駅の近くにあるライブハウス”SUPERNOVA KAWASAKI”。https://supernova-kawasaki.jp/
広い会場、楽屋に並んだお洋服、たくさんのスタッフ・・
いつもの保育室とは全く違う空間に、緊張した面持ちで会場入りを果たす子どもたちがなんだかとっても凛々しく見えました。
保護者の皆様にPJの過程を共有することで、ステージを歩く子どもたちの姿をより様々な視点で見つめてほしい・・
そんな想いから会場のエントランスには各園のドキュメントを飾り、また保育園の取り組みについても知っていただこうと、
“foodブース”や”ナカラルブース”、”アートブース”を設けました^^
さて、子どもたちはというと、スタイリングしていただいたお洋服を着て、ヘアメイクさんにヘアセット。
「かわいい!」「かっこいい!」「似合っているよ!」そんな大人からの言葉に照れ臭そうな表情の子どもたちです^^
そしてステージに立つ前の舞台裏。
そこでもスタイリストさんが最後の最後までファッションチェック。妥協は許さない、プロの仕事を目の当たりにしました。
歩く前のどきどき。
自分を奮い立たせて臨んだステージ。
歩き終わったあとの安心感。
ファッションプロジェクトを行った11月はこどもたちだけでなく、わたしたち保育者にとっても学びの多い1ヶ月となりました。
他園の保育者さんと協力して準備に励んだり、慣れない動画編集や他業種の方々(会場の音響さんや照明さん)との連携に難しさを感じたり、プロの皆さんの仕事に対しての情熱を肌で味わったり・・・。
保育者一人一人が課題を乗り越えたからこそ、【保育園イベント】という概念を打ち破ったイベントが達成できたのだと思っています。
そして大人と同じくこどもたちも、緊張や楽しみを抱いて本番までの日々を過ごしていました。
美容師体験をしたりスタイルブックを作ったり、自由遊びの時間にはファッションシューティングごっこをしたりと、遊びを通してこどもたちの意欲が高まっていることが感じられ、自治会館でのリハーサルでは本番に近い環境で『がんばるぞ!』の思いが行動に現れてやり遂げようとする姿に心を打たれました。
本番では、会場の広さや大人の多さに戸惑いながらも、自分の気持ちを律してスタイリストさんによるスタイリングに臨むこどもたち。
舞台袖での緊張感溢れる表情や、やってやるぞ!の意志表示、ステージ上でのありのままの自分らしいポーズ、ステージ後のホッとした表情・・今でも鮮明に残っています。
舞台裏のバタバタやスタイリストさん・ヘアメイクさんたちとの関わり、そしてたくさんのお客さんの前でのポージング。
こどもたちがそこで何を思い、何を感じたのか?その心のうちは本人たちにしかわからないけれど、この経験はこどもたちとってかけがえのないものとなり、人生の選択に繋がっている、そう思っています。
ひとは【生涯発達】。
わたしたち保育者も、 学び・挑戦するこころを持ち続け、こどもたちと様々な気持ちを共感し合い、共に成長していける存在でありたいと、今回のイベントを通して 改めてそのことについて考えることができました。
今後とも、こどもたちにとって有意義な保育園生活となるように努めて参ります。