トゥインクルキッズ保育園

お知らせ

ニュージーランド保育園視察 (前編) ー子どもを育てる環境ー

わたしたちの園では、当園に通っている子どもたちにとって、
「ベストな保育は何か?」ということを常に追求しながら、
国内外の研修で学び、日々の保育に活かす姿勢を大切にしています。

今回は、2名の職員が、ニュージーランドの「テファリキ」や
保育園の環境、などを中心に11月に1週間ほど研修に行ってきました。

美しい湖がたくさんあり、自然エネルギーを中心とした、
環境に配慮した暮らし方を実現しているニュージーランド。

わたしたちが現地で感じた、子どもたちを取り巻く環境を
前編では「生活に関すること」
後編では、「保育園視察を通しての大きな3つの学び」ついてご紹介したいと思います。

1.スーパーマーケット

スーパーマーケットでは、かわいらしいエコバックを使うことや、
量り売りが当たり前で、野菜を入れる袋でさえ、
土に還る素材のものを大型スーパーでは使っていました。

そんなエコフレンドリーな環境。
子ども達にとっても、とても寛容な工夫がスーパーにもたくさんありました。

一番びっくりしたのはこれ!
”FREE BANANA!!!!!”

子どもがおなかがすくのは当たり前、
そこで子どもが自分で取れる高さのバスケットに入った
無料のバナナがスーパーには置かれていました。

他にも、子どもが買い物を一緒に楽しめるように、
子どもの大きさに合わせたカートがあったり、

離乳食はなんと、吸って食べられるチューブ型が今は人気だそう。
前に赤ちゃんを抱っこしたパパがたくさん買っていました。

味は、ラム肉や、チーズなど、羊や牛がたくさんいる
ニュージーランドらしい食材を使った離乳食もありました。

あとは何といってもオーガニックの食材がたくさん売られています。

子ども用のお菓子は、添加物が入っていないものや、
安価な値段で買える様々なオーガニック食材、
大人用にも、原材料はピーナッツ、塩、ビーツなどで
できているヘルシーなエネルギーボールも、
なんと100円くらいの値段で売っていました。

食べてみると、腹持ちも良くて、とってもおいしかったです!



2.街中のアート

今回メインで訪れた場所は、オークランドです。
オークランドには、壁だったり、ごみ箱だったり、
様々なアートがありました。

平和に関する絵や

イラストが加えられたポップな感じのゴミ箱も。
歩いているだけで感性が磨かれそうだなと感じました。

3.公園

公園はとても広くて、カラフル。
高いところからジャンプしても安全なように、ウッドチップを使用しています。


週末に立ち寄った、ファーマーズマーケットでは、
オーガニックのアイスクリームも売られていて、
2歳くらいの子が口中にアイスをつけて食べている姿が印象的でした。

安心して思いっきり食べられる自然由来のアイスクリームが
家族で食べる日常って素敵だなと感じます。

4.図書館

カラフルないろんな形の椅子がたくさんあるニュージーランドの図書館。
ちょっとしたおもちゃやぬいぐるみ、クッションまで置いてありました。

学生さんや、大人でもくつろげそうな図書館。
とても心地がいいだろうなと感じました。

街を少し歩くだけでも、見つけることのできる子ども達に配慮された環境。

次回の後編では、保育園視察について触れていきたいと思います。