トゥインクルキッズ保育園

お知らせ

【高田園】生き物とたくさん出会った7月。

高田園の7月のプロジェクトテーマは”生き物”でした。

ある日のこと、スタッフが小川で2匹のザリガニを発見!
次の日に高田園に仲間入りし、その日から子どもたちの探究がスタート。

早速サークルタイムでザリガニの名前を決めることになり、いろんなアイディアが対話の中で広がっていきます。
悩んだ末に決まった名前は”ぶんぶん”と”ももちゃん”。

名前が決まると愛情はさらに深まるもので、図鑑を広げて何を食べるのか調べ、実際にあげて観察したり、印刷したザリガニの写真をアトリエゾーンに置いておくと、自分だけのオリジナル図鑑を作ってみようと挑戦していたり。

探究が深まるにつれ、もっといろんな生き物みつけにいきたい!と子どもたちから声があがりました。

飼育ケースと虫取り網を手にお散歩へ。
公園でカマキリを発見し、保育園でみんなで飼育することに子どもたちが決めました。

その後も、ダンゴムシやアリ、ニホントカゲやイモムシにプランクトンなど、様々な生き物が次々と保育園にやってきました。

年齢問わず、毎日生き物ゾーンにはいろんなひとが観察に訪れ、生体験を通して様々な気づきを得ます。

ご飯ってこんなものをこんなふうに食べるんだ。お水がないと死んでしまうんだ。ずっと土の中に潜ってるけど、えさを入れるとすぐにでてくるね。

少し難しいけれど、”命”について考えた子もいました。
サークルで命の重みについて対話したときに、『ザリガニとアリの命はどっちが大切?』の問いに悩みながらも『アリ!』と答えたひと。そして、『お母さんとお父さんの命はどっちが大切?』の問いを聞いたときにハッとした顔になります。
『どっちも大切…命はみんな大切だね。』と聴かせてくれました。

命の重みはみんな一緒。その事に気がついた瞬間でした^^

子どものこうした気づき、興味や好奇心を私たち大人は逃さぬようキャッチし、次に繋がる環境を用意していかなければと思うのでした。