日々の活動

【高田園】自分と相手を大切にすること

先日、「あかちゃんはどこからくるの?―あなたのたいせつなからだ―」というテーマの研修に参加しました。

研修では、性教育について「生きるための教育」「自分や相手を大切にするための教育」というお話がありました。

2〜3歳頃になると、「パパとママはどうして違うの?」「どうしてちんちんがあるの?」「赤ちゃんはどこからくるの?」など、身体や命について興味を持ち始めるひともいます。

研修の中で印象的だったのは、こうした興味は特別なことではなく、子どもの自然な成長の姿であり、「何歳になったら伝える」というよりも、子どもが違いに気づいた時や疑問を持った時が伝えるタイミングだということでした。

また、大人が驚いたり慌てたりすると、子どもは「聞いてはいけないことだったのかな」と感じてしまうことがあります。

そのため、「気になったんだね」「よく聞いてくれたね」「どうしてそう思ったの?」と、まずは受け止めることが大切だそうです。

子どもたちは成長する中で、身体のことや命のこと、人との関わりについて様々な疑問を持つようになります。小さい頃から安心して話せる関係を築いておくことで、将来困った時や悩んだ時にも相談しやすくなります。

また、身体の違いや特徴に気づくことも自然な姿ですが、

「気になることはあるよね」「でも、じろじろ見ると嫌な気持ちになるひともいるんだよ」

と、相手の気持ちを考えることを少しずつ伝えていくことも大切だと学びました。

園でも、

・子どもの疑問を否定せず受け止めること

・身体や気持ちを大切に扱うこと

・「嫌だ」という気持ちを尊重すること

・自分も相手も大切な存在であると伝えること

などを日々の保育の中で大切にしていきたいと思います。

今回の研修は、子どもたちが安心して成長していくために、大人がどのように寄り添うとよいかを改めて考える機会となりました。

研修後、園でも子どもたちの姿を通して改めて考える機会がありました。

わくわくグループ(概ね4-5歳のグループ)では、サークルタイムの中で「ひととの距離感」について対話をしました。

 

 

「近いとうれしいひともいるけれど、相手やその日の気分によって心地よい距離は違うんだよ」と伝えると子ども達なりに納得したのかうなずきながら聞く子どもたちの姿がありました。

また、カブトムシのお世話をしている時には、オスがメスを追いかけている様子を見て「けんかしている!」と話す子もいました。

「けんかではなくて、命をつないでいくための行動なんだよ」と伝えると、子どもたちは興味深そうにじっと観察していました。

 

 

子どもたちは日々の生活の中で、命や身体、人との関わりについてたくさんの発見や疑問を持っています。その気づきをあたたかく受け止めながら、一緒に考えていくことをこれからも大切にしていきたいと思います。