トゥインクルキッズ保育園

職員の声



保育の仕事を志したきっかけ

学生時代から教育に興味があり、英語を通じて海外の人々とつながる経験がとても好きだったこともあり、今まで英語教育をメインとした仕事に就いてきました。その中で、まず自分を持つことや意見を持つことが、枝葉のような英語スキル以上に大事だと思い始めてから、今の時代に生きる力をつけるためには、どのような問いかけをし、どのような環境の中で学ぶことが大切なのだろう、と考えていました。そんな時に、もともとの知人であった園長先生が保育園を立ち上げると聞き、考え方や保育園の方針が私自身の考えてきたことと非常に重なっていて、一緒に子どもたちの成長につながる経験を積ませてあげる事、その環境をチームで更新していくことに魅力を感じました。


現在の仕事内容

わたしは現在0歳~5歳までの子どもたちのサポートを全般的に行っています。今年度は担任などは持っていませんが、日々の子どもたちとの活動はもちろん、その月のプロジェクトを立て実施することや環境づくりなども行っていきます。子どもたちの様子やアイデアによって、その時々計画を変更しながら実践していく中で、子どもたちの独自性溢れるアイデアに沿っていったときに出来上がる活動や子どもたちの表情を見ているととても面白く感じます。


心がけていること

子どもたちのさりげない一言や、表情、子どもたちの言葉に表現しきれない心の本音がどこにあるかなど、どれだけ自分が汲み取れているかを意識するようにしています。お友だちとけんかをしてしまって、泣いているけど、その気持ちを表現できない。だとしたら、どう代弁してあげられるのか、それとも、今のその子にとっては、自分から起きたことを乗り越えられるように見守ってあげる事が必要なのか、など、起きたことだけではなく、その子が成長過程のどこにいるのか、など見極めながら関わることを大事にしています。


仕事のやりがい

さまざまな子どもたちの変化を目にしたときに、やっていてよかったなぁと感じます。前はお友だちのおもちゃが欲しくて、言葉より手が先に出てしまった子が、「かしてー」とジェスチャー付きで言えたり、自分のことがずっと一番だった子が、年齢の若い子に対して頭をなでてあげたり、守ってあげる姿勢を目にしたとき。特に心の成長を形として見えたときに日々の暮らし方が子どもたちの何かに繋がっているのかなととてもうれしくなります。


今後のビジョン

子どもたちの興味や関心、心の成長度合いなどを見ながら、この保育園で、サステイナビリティや世界に関わるプロジェクトをやってみたいです。定期的に外国人の先生が来てくれることで日本以外の国についても子どもたちの関心が以前より高まっています。世界地図といくつかの国の写真、名前、あいさつなど一部のスペース貼ってみると、思っていた以上に子どもたちの反応があり、国旗を製作する子なども現れて、色々なことができそうだなと想像を広げています。普段自由に使っている水はどこからきているのか?身の回りにあるごみってどのくらいあるんだろう?地球ってどういうところ?自分たちが住んでいるところ以外にもいろいろな人が生きているんだ、っていうことなど、子どもたちの偏見のない見方や考え方に触れながら、より良い暮らし方や世界について一緒に学ぶ機会を作れたらいいなと思っています。